アスペルガー症候群や自閉症のチェック方法、症状、原因、治療方法やてんかんとの関係などについて取り上げます。

思春期の合併率が・・・!自閉症の人に有病率が高いてんかん

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合併症を発症することが多い自閉症の人

自閉症とは、一般的には生まれてから30ヶ月くらいまでに症状が現れてくる先天性の中枢神経系の機能障害、要するに脳の機能障害ということです。

そんな自閉症なのですが、実は合併症を発症することが多いと言われているのであります。そして自閉症の方が発症しやすい合併症の1つに、てんかんをあげることができるのです。

自閉症のお子さんをお持ちの親御さんからすれば、自閉症だけでも非常に大変な苦労を背負い込んでいるのに、それに加えて“てんかん”まで抱え込むことは、それこそ想像を絶する苦労をされていることと思います。

そもそも“てんかん”ってどんな病気ですか?

皆さんが持っている“てんかん”のイメージと言いますと、痙攣を伴いながら口から泡を吹いて倒れるというシーンが頭に浮かぶかもしれませんね。しかしながら、このような大発作というのは、てんかんの症状の一部分にしか過ぎません。

実のところを言えば、てんかんには様々な症状がありまして、具体的に言いますと「頭痛」「腹痛、吐き気」「動悸」「突然笑い出す」「突然泣き出す」「ぼうっとして一点を見つける」「顔色が真っ青になる」などが代表的なものになります。

てんかんの原因ってなんですか?

てんかん持ちの人が、大発作や小発作を起こす原因は、脳の神経細胞に異常とも言えるような電気的興奮が発生するところにあります。そもそも人間の脳というのは、神経細胞が相互に電気信号を使って連携を取ってバランスが取れた状態が保たれつつ稼働しているのです。

ところが、何らかの原因によって脳の中でイレギュラーな電気回路が作り出されてしまい、電気関係の基盤で言えばショートした状態に似た環境が生み出されることで、てんかんの発作が起きるのであります。これが、てんかんの発作が起きるメカニズムなのです。

けっして珍しい病気ではない“てんかん”

てんかんは、けっして珍しい病気ではありません。日本の国内で見た場合、てんかんは100人に1人の割合で発症すると言われているんですね。

そして年齢層もバラバラでありまして、子どもから大人まで様々です。しかしながら、てんかんの患者さんの約80%は18歳以下という特徴もあります。

そんな“てんかん”なのですが、実は自閉症の人の約30%はこの病気を抱えているという実態があるんですね。要するに、自閉症の人にとっては“てんかん”以上に有病率が高い病気と言えるのであります。

また、自閉症の人が“てんかん”を合併するのは思春期に多いのですが、その理由については解明されていません。




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