増えてると言われている発達障害の人!増える理由とは?
増えてると言われる発達障害の人

改正された“発達障害者支援法”の中に綴られている発達障害の定義を見てみますと、『自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの』となっております。
そんな発達障害なのですが、この障害を持っている人が増えていると言われているんですね。もしこれが、本当のことであれば、これから子供が生まれるとか、将来的に子供が欲しいと思っている人にとっては心配になってしまうかもしれませんね。
はたして発達障害の人は、本当に増えているのでしょうか?
文部科学省のデータ上は増加傾向を示している発達障害
文部科学省には、発達障害に関する調査データが存在しているのですが、それによりますと、数字的には明らかに増加傾向を示しているんですね。しかしながら、データ上の数字は増加傾向を示しているからと言って患者さんの実数が増えているということにはなりません。
と言いますのは、発達障害が世の中に認知されるようになったのは、最近になってからなのであります。
病院に行く人が増えた発達障害
かつて発達障害を言いますと、見た目的にハッキリとわかるような人ではない限り、病院に行って診察を受けることがなかったのです。それに対して今の時代はと言いますと、発達障害という障害に対しては、少なくとも言葉くらいは知っているという人は大きな広がりを見せるようになりました。
その結果、言動や行動に違和感を感じるようなケースでは専門の病院に行く人が増えて、結果として文部科学省におけるデータ上の患者数が増加したという側面があるということです。
胎児の脳に悪影響を及ぼす化学物質
昔と比較しますと、今の時代の加工食品には様々な化学物質が含まれております。その食品に含まれている化学物質が胎児の脳に悪影響を及ぼし、結果として発達障害の人が増えているのではないかという説を唱えている専門家もいます。ただし、このことが科学的に証明されているわけではありませんので、本当のところはハッキリとわかっているわけではありません。
しかしながら、可能性とては充分に考えられることですから、これから子供を作ろうとしている方は、口にする食品には気をつけた方が良いかもしれませんね。